京都の Y 様より製作依頼のあったの欅一枚板で製作する民芸金具箪笥の製作を開始しました。
総無垢材での製作は十分過ぎる材木乾燥や蟻組・臍組などの難しい木工技術で製作しなければ反りや割れなどの不具合が出る為、民芸金具箪笥の製作は非常に難しく熟練した技術が求められます。Y様がメールにて依頼写真を送ってこられ写真の通りのデザインで蟻組・臍組の民芸箪笥を全て総無垢で製作開始し板状に乾燥を始めました。乾燥機に入れた材木は機械乾燥後自然乾燥をし木の湿度を調整しながら削りや加工に入ります。38㎜厚のケヤキ一枚板を乾燥や反りを調べながら製品にするまで非常に難しく、時間がかかりますが加工後、摺り漆を塗り乾燥後、金具を数十個以上打ち付け完成となります。今しばらくお待ちください。長い時間がかかります。その後、摺り漆を数回塗り重ね飾り金具を打ち完成します。
Y様、今しばらくお待ちください。