三豊市の I 様が掛軸(蜃気楼図・双幅)と(竹に雀)と(鉄線)の香炉の4点を購入頂きました。人物画の得意な山際先生に双幅にする絵画を頼み、高士が弟子を連れて休憩中にふと見上げると故郷の町が蜃気楼に映し出され、懐かしんでいるところを描いた双幅の絵画です。正絹緞子で表装致し、風鎮も双幅用の小ぶりな九谷焼のオリジナルで製作し、掛軸に合うように仕上げました。近年、掛軸を飾るような本床が少なくなりましたが、このように飾ると座敷に落ち着きがでます。季節ごとの掛軸の架け替えも、その時の季節を感じられ、実に楽しいものです。もう2点は夏の掛軸ので院展作家の前川 伸先生(鉄線)と(蝋型鋳銅製香炉)で、後日UP致します。
上の2枚は山際金鳳(蜃気楼図・双幅) 下は井上城(竹に雀)2重塗箱入
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