観音寺市の 『お料理こもだ』の奥様が漆芸研究所で修業し、製作された籃胎大棗を紹介いたします。先日食事に招待された際に奥様の製作作品を見せてほしいと御無理を言い拝見させて頂きました。奥様が漆芸研究所で修業され、日本伝統工芸の数度入選された技術を見たいと無理をお願いして拝見させて頂きました。この大棗は籃胎という技法で竹を細く加工し、籠状態に仕上げ和紙を張りながら竹籠とはわからないくらい漆を塗り重ね、大棗に仕上げます、その後、蓋の上には蜂を彫り、側面は蜂の巣の六角にした側面に彫刻した模様に彩色する気の遠くなるような作業の工程を数十回おこない作品が完成いたします。美術館でしか見られないこの作品が12月末まで当社に展示していますので是非ご覧ください。
作品(籃胎キンマ大棗)